IP分散と同じくらい重要なキーワードとして良く聞く言葉がドメイン分散。SEO対策の外部リンクの際に「ドメインはバラバラに分散されているのか？」と話すのだが、ここではIP分散とドメイン分散の違いについて書いておこう。
結論から言うとドメイン分散は必ずしもIPが分散されているとは限らないのだ。例えばAというドメインとBというドメイン。こちらの二つのサイトが同じサーバーで運用されていた場合、IPは分散されていないということになる。IP分散サーバー上での運用であれば問題はないのだが。
つまり、IPアドレスが分散していると言うことは、ドメインも全て異なるということで、逆にドメインの分散とは、ドメイン名は全て異なっていたとしてもIPアドレスが同一の場合もあると言うことです。
今日のSEO対策における検索エンジンで評価の高いサイトはIPアドレスの分散されているリンクを多く受けている傾向が強い。
●IPアドレスの確認方法
PCよりコマンドを立ち上げ「ipconfig」と入力することでIPアドレスの結果が閲覧出来る。
1.Windowsの[スタート]－[ファイル名を指定して実行]－名前欄に[cmd]と入力、[OKボタン]をクリック
2.ipconfigと入力
3.Enterボタンを押す
4.結果が表示
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C:\Documents and Settings\***>ipconfig
Windows IP Configuration
Ethernt adapter ローカル エリア接続：
Connection-specific DNS Suffis . :
IP Address…………………..:196.***.***.***
Subnet Mask………………….:255.***.***.***
Defaule Gateway………………:196.***.***.***
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【IP Address】欄に表示されたのが、自分のコンピュータのIPアドレスである。
このIPアドレスは、左端からクラスA、クラスB、クラスC、クラスDと呼び、外部リンク対策でIPアドレスは分散されているのか？とい話の際「クラスC以上のIPアドレス分散」とこちらのサイトでもよく紹介しているが、クラスCまでのIPアドレスが異なるwebサイトから被リンクをいくつ受けてるのかという数が重要になる。
例えば…
210.42.122.30と210.42.122.201:クラスC以上のIPアドレスが同じ
210.42.122.30と210.42.156.60:クラスC以上のIPアドレスが異なる
210.42.122.30と10.10.7.18:クラスC以上のIPアドレスが異なる
クラスC以上のIPアドレスが異なれば、検索エンジンは、webサイトの管理者が異なるwebサイトから被リンクを受けていると判定することとなる。
●同じドメインからの被リンクの効果について
同じドメインからの被リンクであっても検索順位に影響を与える場合が多いです。
そもそも検索順位は、
「このwebサイトのSEO対策をどの程度行っているのか」「webサイトのコンテンツの充実度や使いやすさはどうなのか」「同ジャンルの競合性」「アルゴリズムの状態」などにより大まかだが決まる。
そして、違うIPアドレスからの被リンクがあまりなく、同じIPアドレスだがドメインがバラバラのwebサイトからの被リンクはある程度ある。その場合は競合性が低かったり、SEO対策の施工状況、webサイトのコンテンツの充実度やページ数などの要素で十分検索順位上位を勝ち取れる可能性もあるということだ。
まずは、ライバルサイトのSEO対策の状態などをチェックし、自分のサイトのSEO対策を進めていき差を埋めていくのが、一番高効率なやり方であると言えます。
