こちらのwebサイトでは主にIPアドレスを分散してSEO対策を行うという、手法・方法の1つを深く紹介しているが、少しこのあたりでIP分散と付随して最新のSEO対策で必要な内容・方法を簡単に分かりやすくまとめておこうかと思う。
そもそもSEOとは？「Search Engine Optimization」の略で、日本語だと「検索エンジン最適化」を指す。自社のビジネス成長や目標達成のためにGoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果に自社の運営するホームページを検索上位に表示させ、アクセス数を増やす施策をSEO対策といいます。
・レスポンシブwebデザイン
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやiPadなどのタブレットなどのマルチデバイスに対応する方法の1つであるのがレスポンシブwebデザインである。
ひとつのURLで各デバイスに応じた最適な表示ができるWebサイトの構築方法で、近年GoogleがSEOにおけるアルゴリズムとして特に推奨している。
さらにGoogleは、webサイトにおける閲覧数でPCよりスマートフォン等モバイル端末でのアクセスが上回ったことにより、2018年3月にモバイル向けのコンテンツを評価の対象とするモバイルファーストインデックスを開始される。レスポンシブWebデザインは、使用するデバイスに関係なく快適にWebページを閲覧することができ、GoogleもSEO対策に有効だとされている。
・ホームページにおける常時SSL化
SSLはインターネット上での通信を暗号化する技術のことですであり、個人情報を保護するためにGoogleは全ページのSSL化（常時SSL化）を推奨している。実際Googleも「常時SSL化対応をしているサイトを検索順位において優遇する」という発表をしています。
最新のGoogleChromeでは、SSL化されていないページは一律「保護されていない通信」というサインがURL表示欄の左側に表示されるようになる。
こちらは大手企業のwebサイトでは順次SSL化が進んでいるが、中小のwebサイトはあまり普及がされていない状況でした。しかし2019年に入り急激にSSL化の導入が進み、中小のwebサイトでもSSL化の導入が急激に普及したことが要因と言えます。実際SSL化を行っているwebサイトの検索順位についても軒並み上昇傾向が見られる。
ロリポップやサクラなどのサービスでも、独自SSLの提供を無料にて提供を本格化し、SSL化の導入が容易に行えるようになったことも一因のようだ。
・webサイトにおけるページ表示速度の向上
Googleがwebサイトのページの読み込み速度をモバイル検索のランキングに使用する「スピードアップデート」の導入が開始
・SEO内部施策のコンテンツSEOの強化
数年前の被リンクを貼っておけば良いなどと短絡的なその場しのぎのSEO対策が通用しなくなった。現状Googleが重視しているのは、webサイトにおける「コンテンツの量と質」です。こちらは以前紹介させていただいている。
コンテンツSEOは、webサイト内にユーザーにとって有益なオリジナルコンテンツを数多く制作し、継続的に情報やページをアップするSEO施策のことである。webサイトにおいて価値のある情報を提供することによってページの評価を高め、且つ継続することで様々な幅広いキーワードでのトラフィック（アクセス数）を期待することが可能となる。
2018年では以上が最低限SEO対策で必要となる内部施策だ。これらと外部施策はやはり質の高い被リンクが必要となる。コンテンツが充実しているwebサイトへの、IPアドレスの分散された被リンクなどを増やしていくことで、これらのSEO対策の強化がされていくのはもはや常識だ。SEOの基本対策とIPアドレスの分散はもはや必須施策だ。
